1匹いると100匹はいるといわれるゴキブリ。
一人暮らしで避けて通れない問題のひとつに、このゴキブリ対策の問題がありますね。
一人暮らしが始まる前の引越し前こそが、ゴキブリ駆除の絶好の機会です。
一番効果的なゴキブリ対策は「ゴキブリが出にくい物件選び」になります。
引越し前にしっかりした駆除・侵入防止を施し、引っ越し後はゴキブリを寄せ付けない部屋作りをしましょう。
ゴキブリが苦手で自分で退治できないのなら
引越しの時に「虫なんかへっちゃらだ!」という友達を呼んでおきましょう(笑)
※ゴキブリの駆除には『バルサン』『アースレッド』などの燻煙剤や『ブラックキャップ』『コンバット』などの毒餌を使って駆除する方法があります。
一人暮らしのゴキブリ対策は物件選びから
ゴキブリ対策で一番効果的なことは、引越し前の物件選びでゴキブリの出づらいところを選ぶことです。
築年数と高さ
築年数が経っている物件の場合、換気口や配管といったところにゴキブリの餌となる汚れが溜まっています。
窓のわずかな隙間や外壁のひび割れなどのダメージ部分がゴキブリの侵入経路になります。
ゴキブリの繫殖・侵入を防ぐには、汚れやダメージの少ない新築や築浅の物件を選ぶことが大切です。
ゴキブリの飛翔能力はそれほど高くないので、高さについては3階以上の部屋であればゴキブリは出にくくなります。
周辺の環境
ゴキブリは、餌がたっぷりとある場所や自然の中に潜んでいますので、飲食店やコンビニエンスストアが近くにあったり、周りに公園や川や用水路などがあると出やすくなります。
つまり、繁華街から離れた「新築・築浅」の高層階というのがゴキブリの出づらい物件の条件となります。
ただ、住民と一緒にエレベーターに乗って高層階までやってくることもあるので、高層階なら大丈夫とは言えませんが・・・
引越し前のゴキブリ対策
侵入経路の遮断→燻煙剤で駆除→毒餌を使う
排水管周りやエアコンのドレンホースや配管と壁の隙間などのゴキブリの侵入経路を防虫ネットやパテを使って侵入できないようにします。
引越し前の荷物が入ってくる前には『バルサン』『アースレッド』などの燻煙剤を使って部屋にいるゴキブリを駆除しましょう。
燻煙剤は卵には効きませんので、荷物を運び込んだ後は『ブラックキャップ』『コンバット』などの毒餌を使って残りのゴキブリを徐々に駆除していきましょう。
ゴキブリを寄せ付けない部屋作り
ゴキブリは湿気が多く汚い場所を好みます。
生ごみやジュースのペットボトル、お菓子の空き袋などのごみはしっかりと片付け、ゴキブリの好む環境をなくしましょう。
すき間と湿気、暗がりを作れるダンボール箱はゴキブリの格好の住処になります。
通販などで届いたダンボール箱はすぐに捨てましょう。
ゴキブリがいそうなキッチンや水回りの暗所、侵入してくる玄関やベランダ付近に毒餌タイプの駆除剤を置きましょう。
駆除剤を置く場所
・キッチンの流しの下
・冷蔵庫の下
・コンロの下
・洗濯機の下
・洗面所の下
・トイレの奥
・靴箱の中
・ベッドの下
・クローゼットの中
・ベランダの窓の前
普段からゴキブリを呼び込まない、増やさないという心がけが、一人暮らしでのゴキブリ対策のかなめになります。
まとめ
一人暮らしで避けて通れないゴキブリ対策の問題で、一番効果的な対策は、引っ越し前にゴキブリが出にくい物件(「新築・築浅」の高層階)を選ぶことです。
しかし、誰もが「新築・築浅」の高層階を選べるわけではありません。
また、人がいる限りはゴキブリが出てくるおそれはあります。
ゴキブリは、繫殖力が強くあっという間にどんどんと増えていきます。
1匹いると100匹いるといわれているので、1匹のゴキブリを見つけてから対策を施しても遅いかもしれません。
引越し前に駆除・侵入防止の対策のうえ、部屋をきれいに保ち、ゴキブリを寄せ付けない部屋作りを心がけましょう。
※20~30cm離れたところから噴射できる「ゴキブリ専用の殺虫剤」も常備しておくとより安心ですね。
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